デジタル大辞泉 「隔る」の意味・読み・例文・類語 へな・る【▽隔る】 [動ラ四]へだたる。また、遠く離れている。「山川を中に―・りて遠くとも心を近く思ほせ我妹わぎも」〈万・三七六四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「隔る」の意味・読み・例文・類語 へな・る【隔】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 間に物があってさえぎられる。へだたる。へだてている。[初出の実例]「春霞たなびく山の隔(へなれ)れば妹に逢はずて月そ経にける」(出典:万葉集(8C後)八・一四六四)② 両者の間がへだたる。遠く離れる。[初出の実例]「うるはしと吾(あ)が思(も)ふ妹を山川を中に敝奈里(ヘナリ)て安けくもなし」(出典:万葉集(8C後)一五・三七五五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例