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際墨 キワズミ

デジタル大辞泉の解説

きわ‐ずみ〔きは‐〕【際墨】

額の形を美しくみせるために、髪の生え際で縁どること。置き墨。
「額はただ丸く、―こく」〈浮・一代男・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

きわずみ【際墨】

髪の生え際を、墨で濃く染めること。また、その墨。置き墨。 「額は只丸く-こく/浮世草子・一代男 3

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の際墨の言及

【ひたい(額)】より

… 井原西鶴《好色一代女》で,女が化粧の際,硯(すずり)の墨で額の際を染めているように,江戸時代の女性は額の形容にも心を配った。生れつきのままで良いのもあるが,額のなりが悪いと愛嬌がないから髪の生え際を剃れと《女鏡秘伝書》にあるように,額を剃ったり生え際に際墨(きわずみ)を薄くぬって形を整えた。奥田松柏軒編《女用訓蒙図彙(おんなようきんもうずい)》に言うように,生まれつき額は10人中8,9人は左に歪みがあると当時信じられ,髪際点と鼻すじを結ぶ線を対称軸として左から墨をいれたり,もみあげをそろえたりした。…

※「際墨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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