隠生代(読み)インセイダイ

デジタル大辞泉 「隠生代」の意味・読み・例文・類語

いんせい‐だい【隠生代】

地質時代区分の一。先カンブリア時代以前をさし、生物痕跡が豊富に見つかる顕生代に対していう。現在はあまり使われない語。

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デジタル大辞泉プラス 「隠生代」の解説

隠生代

英国の作家ブライアン・W・オールディスの長編SF(1967)。原題Cryptozoic!》。

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世界大百科事典(旧版)内の隠生代の言及

【先カンブリア時代】より

…地球の誕生の45億年前までの約40億年を先カンブリア時代とする考えもあるが,地球上で研究できる最古の岩石の年齢である38億~40億年前に至る約34億年を先カンブリア時代とよび,それ以前の時代を先地質時代として区別する。古生代およびそれ以降の地質時代は化石の証拠が豊富であるところから顕生代Phanerozoic eonとよばれるのに対し,先カンブリア時代は隠(陰)生代Cryptozoic eonとされたが,この語は現在はほとんど使われない。1872年,アメリカのJ.D.デーナがカンブリア時代以前に形成された片麻岩や花コウ岩などの地質系統を太古界とした。…

※「隠生代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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