精選版 日本国語大辞典 「隠食」の意味・読み・例文・類語 かくし‐ぐい‥ぐひ【隠食】 〘 名詞 〙① 人に隠れて物を食うこと。[初出の実例]「人こそしらねのどはかはけり 我袖は塩けの物をかくし喰〈正全〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)一〇)② 人に隠れて情交すること。[初出の実例]「それからやみつき、大かた月に十七八度人しれずのかくし喰(グヒ)」(出典:浮世草子・世間娘容気(1717)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例