ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「世間娘容気」の意味・わかりやすい解説 世間娘容気せけんむすめかたぎ 浮世草子。江島其磧作。6巻。享保2 (1717) 年刊。気質 (かたぎ) 物の一つ。驕,悪性,悋気 (りんき) など当代の娘の気質を 16章で描く短編小説集。『世間子息気質 (むすこかたぎ) 』の追加として書かれたもので,ともに井原西鶴の『本朝二十不孝』 (1686) の影響を受けた作。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by