…この作品の大ヒットに続いて,マキノ映画では,沼田紅緑監督《鮮血の手型》《討たるゝ者》や二川文太郎監督《逆流》《江戸怪盗伝・影法師》等々,寿々喜多呂九平脚本の時代劇が連作され,これらに主演した阪東妻三郎は一躍スターになって,〈剣戟(けんげき)王〉とまでいわれた。そして,阪東妻三郎は独立し,寿々喜多・二川コンビと組んで,浪人の抵抗と反逆の心をすさまじい乱闘シーンで爆発させた《雄呂血(おろち)》(1925)をつくった。 これら寿々喜多呂九平作品には,画面展開と人物の動きの快走感の点で,明らかにアメリカ連続活劇の影響が見られ,寿々喜多・二川コンビの高木新平主演《快傑鷹》(1924)は,ダグラス・フェアバンクス主演《奇傑ゾロ》の翻案であった。…
※「雄呂血」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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