…《活語断続譜》は1803年(享和3)以前に成り,本居宣長の説に富士谷成章の考え方を調和して,活用を1等から8等の段(のちに7段)に整理し,助辞への接続を明らかにした。《雅語音声(おんじよう)考》は16年(文化13)の刊行で,単語に擬声・擬態起源のものの多いことを4種に分けて説いた。《言語(げんぎよ)四種論》は24年(文政7)の刊行で,品詞分類,ことに〈てにをは〉の働きについての考え方が注目される。…
※「雅語音声考」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...