一巻(読み)イチマキ

デジタル大辞泉の解説

いち‐まき【一巻】

巻子本(かんすぼん)・絵巻などの一つの巻全部。いっかん。
話や事件などのすべて。一部始終。
一族。一団。
「女の多い―で」〈藤村・春〉

いっ‐かん〔‐クワン〕【一巻】

巻物・フィルムなど巻いてあるもの一つ。巻物になっていない書物にも用いる。
最初の巻。第1巻。

ひと‐まき【一巻(き)】

一度巻くこと。
巻いてあるもの一つ。「絵巻物一巻き」「毛糸を一巻き買う」
連歌・連句で、歌仙・百韻・千句などの一つの作品。
一族。同族

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いちまき【一巻】

絵巻物などのひとまき全部。
事件・話などの、一部始終。 「平野屋小勘-は語るも聞くもあはれ也/浄瑠璃・氷の朔日
一族。一団。 「連衆つれしゆうまであの-は実に好かない客でござんすな/歌舞伎・四千両」

いっかん【一巻】

巻き物や映画フィルムなど、巻いてあるものの一つ。
書物などの第一の巻まき。第一巻。
[句項目] 一巻の終わり

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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