離水海岸線(読み)りすいかいがんせん(その他表記)shoreline of emergence

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「離水海岸線」の意味・わかりやすい解説

離水海岸線
りすいかいがんせん
shoreline of emergence

地盤海面に対して相対的に上昇し,海底一部が海面上に現れたために新たに形成された海岸線。海面上に現れる波食台あるいは海成堆積台は一般に平坦なので,直線的で屈曲の少い海岸ができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の離水海岸線の言及

【海岸線】より

…海岸線の水平的移動による海域の平面的な拡大を海進,陸域の平面的な拡大を海退とよぶ。また陸地の海面に対する相対的な上昇を離水,下降を沈水といい,それぞれにより生じた海岸線を離水海岸線,沈水海岸線という。前者は陸地の隆起または海面そのものの低下によって,後者は陸地の沈降または海面そのものの上昇によっておこる。…

※「離水海岸線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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