デジタル大辞泉
「屈曲」の意味・読み・例文・類語
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くっ‐きょく【屈曲】
〘名〙
① かがまりまがること。折れまがること。
※
菅家文草(900頃)五・
屏風「屈曲初知
レ用。施来不
レ畏
レ風」
※俳諧・奥の
細道(1693‐94頃)
松島「松の緑こまやかに、枝葉汐風に吹たはめて、屈曲をの
づからためたるがごとし」 〔
白居易‐傷遠行賦〕
②
心理などがゆがめられていること。
意志や考えなどがすなおに外に表わされないこと。屈折。
※前世代の詩人たち(1955)〈
吉本隆明〉「屈曲として評価することで、うるところより、はるかに少い」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「屈曲」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報