難に臨んで兵を鋳る(読み)なんにのぞんでへいをいる

精選版 日本国語大辞典 「難に臨んで兵を鋳る」の意味・読み・例文・類語

なん【難】 に 臨(のぞ)んで兵(へい)を鋳(い)

  1. ( 「晏子春秋‐内篇雑上」の「臨難而遽鋳兵、噎而遽掘井、雖速亦無及已」より ) 戦争が起こってから慌てて武器を作る。平素は油断していて、事が起こってから急に慌てても、間に合わない。盗人を捕えて縄をなう。〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android