雪分衣(読み)ゆきわけごろも

精選版 日本国語大辞典 「雪分衣」の意味・読み・例文・類語

ゆきわけ‐ごろも【雪分衣】

  1. 〘 名詞 〙 雪を分けて行く時に着る衣。また、深い雪を分けて歩いたために雪のついた衣。
    1. [初出の実例]「はらへただゆきわけころもぬきをうすみつもれば寒し山おろしの風」(出典:金槐和歌集(1213)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android