雪分衣(読み)ゆきわけごろも

精選版 日本国語大辞典 「雪分衣」の意味・読み・例文・類語

ゆきわけ‐ごろも【雪分衣】

  1. 〘 名詞 〙 雪を分けて行く時に着る衣。また、深い雪を分けて歩いたために雪のついた衣。
    1. [初出の実例]「はらへただゆきわけころもぬきをうすみつもれば寒し山おろしの風」(出典:金槐和歌集(1213)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android