雲に汁(読み)クモニシル

デジタル大辞泉 「雲に汁」の意味・読み・例文・類語

くもしる

雨ごいをすると、雲が雨気を帯びること。事態が好転してくることのたとえ。

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「雲に汁」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 に 汁(しる)

  1. ( 雲が雨気を帯びることの意 ) 雨乞(あまご)いをすると、雲に雨気が生ずるところから、望みのかなう前兆が見える意や、事の成り行きがだんだんとうまく運ぶことの意にいう。
    1. [初出の実例]「花も露も残る樗(あふち)や雲に汁〈秀重〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)

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