雲に飛ぶ薬(読み)くもにとぶくすり

精選版 日本国語大辞典 「雲に飛ぶ薬」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 に 飛(と)ぶ薬(くすり)

  1. ( 「列仙全伝‐二」の「劉安〈略〉好儒術、方枝。有八公、往詣之、遂授丹経及三十六水銀等方〈略〉与安登山、大祭埋金於地、白日昇天。所棄置薬鼎、鶏犬舐之、並得軽挙、鶏鳴雲中、犬吠天上」から ) 飲むと雲にまでも飛ぶことができるという仙人霊薬
    1. [初出の実例]「わが盛りいたく衰(くた)ちぬ久毛爾得夫久須利(クモニトブクスリ)はむともまた変若(を)ちめやも」(出典万葉集(8C後)五・八四七)

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