雲の果たて(読み)クモノハタテ

デジタル大辞泉 「雲の果たて」の意味・読み・例文・類語

くも‐の‐はたて【雲の果たて】

《「くものはだて」とも》
雲の果て。空の果て。
「都をば天つ空とも聞かざりき何眺むらむ―を」〈新古今羇旅
《「はたて」を「旗手」の意に解して》雲のたなびくさまを旗がなびくのに見立てていう語。
「吹く風に―はとどむともいかが頼まむ人の心は」〈拾遺・恋四〉
[補説]書名別項。→雲のはたて

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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