デジタル大辞泉 「旗手」の意味・読み・例文・類語 き‐しゅ【旗手】 1 軍隊・団体の行進などで、そのしるしとなる旗を持つ人。2 思想・芸術などの運動で、その先頭に立って活躍する人。「革新運動の旗手」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「旗手」の意味・読み・例文・類語 き‐しゅ【旗手】 〘 名詞 〙① 団体の行進などで、そのしるしとなる旗を持つ役目の人。[初出の実例]「たくましいナッパ服の旗手(キシュ)の手に、高く掲げられた先頭の組合旗は」(出典:真理の春(1930)〈細田民樹〉この歓び)② もと、陸軍の歩兵連隊、騎兵連隊で軍旗をささげ持つ役の者。ふつう、連隊付きの古参少尉がこれに当たった。〔軍制綱領(1875)〕③ 物事や運動などの代表として先頭を行く人。[初出の実例]「人間解放の神聖なる旗手たるべき芸術家文学者の中にも」(出典:文学と政治のあいだ(1947)〈杉浦明平〉) はた‐て【旗手】 〘 名詞 〙 長旗の風にひるがえる先端。はたあし。はたのあし。[初出の実例]「山鳩翼をならべつつ、味方の旗手に飛びかけり」(出典:大観本謡曲・木曾(室町末)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例