雲居遙か(読み)くもいはるか

精選版 日本国語大辞典 「雲居遙か」の意味・読み・例文・類語

くもい【雲居】 遙(はる)

① 遠く離れるさま。非常に遠いさま。
躬恒集(924頃)「かへる雁くもひはるかにきくときは旅の空なる人をこそおもへ」
② 及びもつかないさま。手も届かないさま。
古今(905‐914)恋一・四八二「あふことはくもゐはるかになる神のおとにききつつ恋ひわたるかな〈紀貫之〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android