霜の蓬(読み)シモノヨモギ

デジタル大辞泉 「霜の蓬」の意味・読み・例文・類語

しも‐の‐よもぎ【霜の×蓬】

霜にあって枯れている蓬。乱れた白髪のたとえ。
「見るもうしむかふ鏡の秋の影おとろへまさる―は」〈続後拾遺・雑下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「霜の蓬」の意味・読み・例文・類語

しも【霜】 の 蓬(よもぎ)

  1. 霜にあって枯れしぼんでいる蓬。
  2. 白髪の乱れているさまをたとえていう語。
    1. [初出の実例]「おひらくのくると見ながらふりにけりしもの蓬に秋たくる身は〈藤原為家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む