霧う(読み)きらう

精選版 日本国語大辞典 「霧う」の意味・読み・例文・類語

きら‐・う ‥ふ【霧う】

連語〙 (動詞「きる(霧)」に反復・継続の助動詞「ふ」の付いたもの) 霧や霞(かすみ)などが一面にたちこめる。視界を遮る。曇る。
万葉(8C後)二・八八「秋の田の穂の上に霧相(きらふ)朝霞何処辺の方にわが恋ひ止まむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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