視界(読み)シカイ

デジタル大辞泉 「視界」の意味・読み・例文・類語

し‐かい【視界】

目で見通すことのできる範囲視野。「濃霧視界がきかない」
考えや知識の範囲。「将来視界に入れた発言
[類語]視野死角眼界眼中眼前目先

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「視界」の意味・読み・例文・類語

し‐かい【視界】

  1. 〘 名詞 〙 目で見通すことのできる範囲、区域。視野。
    1. [初出の実例]「忽ち一群の人数、彼方の闇より我等が視界の地平線に過り入ったり」(出典:囚はれたる文芸(1906)〈島村抱月〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の視界の言及

【視程】より

…空を背景にした目標の形を肉眼で確かめられる最大距離をいう気象学の用語。類似の用語に視界があるが,これは山や建物などにさえぎられずに見える範囲を意味する一般用語である。視程は水滴や細塵などの微粒子による大気の混濁状態によって変わるので,地表付近の大気の混濁の程度を距離で表したものと定義することもある。…

※「視界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android