霧除(読み)きりよけ

精選版 日本国語大辞典 「霧除」の意味・読み・例文・類語

きり‐よけ【霧除】

  1. 〘 名詞 〙きりよけびさし(霧除庇)」の略。
    1. [初出の実例]「たていたされし霧よけの内 りんりんと月に茶のゆをしかけ置」(出典:俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)長抜書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android