露の間(読み)ツユノマ

デジタル大辞泉 「露の間」の意味・読み・例文・類語

つゆ‐の‐ま【露の間】

露がおいてから消えるまでの間。転じて、ちょっとの間。
「ぬれてほす山路の菊の―にいつか千歳ちとせを我は経にけむ」〈古今・秋下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「露の間」の意味・読み・例文・類語

つゆ【露】 の 間(ま)

  1. 露が結ばれてから消えてしまうまでの間。転じて、わずかのあいだ。
    1. [初出の実例]「ぬれてほす山ぢの菊の露のまに早晩(いつか)ちとせを我はへにけん素性〉」(出典古今和歌集(905‐914)秋下・二七三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む