露の間(読み)ツユノマ

デジタル大辞泉 「露の間」の意味・読み・例文・類語

つゆ‐の‐ま【露の間】

露がおいてから消えるまでの間。転じて、ちょっとの間。
「ぬれてほす山路の菊の―にいつか千歳ちとせを我は経にけむ」〈古今・秋下〉

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「露の間」の意味・読み・例文・類語

つゆ【露】 の 間(ま)

  1. 露が結ばれてから消えてしまうまでの間。転じて、わずかのあいだ。
    1. [初出の実例]「ぬれてほす山ぢの菊の露のまに早晩(いつか)ちとせを我はへにけん素性〉」(出典古今和歌集(905‐914)秋下・二七三)

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