露分衣(読み)つゆわけごろも

精選版 日本国語大辞典 「露分衣」の意味・読み・例文・類語

つゆわけ‐ごろも【露分衣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つゆわけころも」とも ) 露の深い草原・野路などを押し分けて行く時の、露にぬれた衣。また、露のおく草を分けて行く時に着る衣。
    1. [初出の実例]「夏草の露別衣(つゆわけころも)着けなくにわが衣手の乾(ふ)る時もなき」(出典万葉集(8C後)一〇・一九九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む