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青唐 せいとう Qīng táng

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世界大百科事典 第2版の解説

せいとう【青唐 Qīng táng】

宋代の中国で現在の青海省西寧を指した名。鄯州(ぜんしゆう)ともいった。当時,オルドス南部より以西,黄河上流域にかけてチベット系の諸部族が散在し,宋ではこれらを吐蕃と総称した。宋,西夏,遼の対立抗争に刺激をうけた吐蕃では統一運動がおこり,青唐方面のチベット族(青堂羌(せいどうきよう)ともいった)の領袖らは,西部のおそらくマルユルと思われる地方から吐蕃王朝の末裔である唃厮囉(こくしら)を迎えて基礎固めを行った。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の青唐の言及

【チベット】より

…その地で西夏に対抗する軍事力の組織化が要請されたとき,チベット人に対する結束の中核として,ラトゥーにのがれていた吐蕃王の末裔ティデが招かれた。彼は唃厮囉(こくしら)(菩薩の意味)と呼ばれていたが,やがてみずから王となって青唐王国を興し,国中に仏寺を建てて往年の吐蕃王国を小型に再現した。
[仏教教団の興隆]
 同じころ,西方のガリでも吐蕃王の子孫たちが勢力を回復して,インドから優れた僧を招き,若者をかの地に留学させて仏教を再興した。…

※「青唐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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