日本大百科全書(ニッポニカ) 「おこり」の意味・わかりやすい解説 おこりおこり / 瘧 マラリアの古名。瘧(ぎゃく)は間欠熱を意味し、現存する日本最古の医書『医心方(いしんほう)』では「わらはやみ」の和名がつけられている。これは童病の意である。なお瘴気(しょうき)熱、震病(ふるいやまい)、寒病(さむやみ)、疫病(えやみ)などの別名があり、また、おこりは発病(おこりやみ)の略ともいう。[柳下徳雄][参照項目] | マラリア 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例