おこり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「おこり」の意味・わかりやすい解説

おこり
おこり / 瘧

マラリアの古名。瘧(ぎゃく)は間欠熱を意味し、現存する日本最古の医書医心方(いしんほう)』では「わらはやみ」の和名がつけられている。これは童病の意である。なお瘴気(しょうき)熱、震病(ふるいやまい)、寒病(さむやみ)、疫病(えやみ)などの別名があり、また、おこりは発病(おこりやみ)の略ともいう。

[柳下徳雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む