コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

唃厮囉(読み)こくしら(英語表記)rGyal‐sra

世界大百科事典 第2版の解説

こくしら【唃厮囉 rGyal‐sra】

997‐1065
吐蕃王朝の後裔に当たり,その名は〈仏の子〉の意。本名は欺南陵温籛逋。青唐方面の領袖らに推されて吐蕃の統一をはかり,はじめ郭州(阿什貢,貴徳の北西)に,ついで宗哥(bPsong‐kha)に,さらに邈川(ばくせん)(碾伯)に独立国を建て,西夏攻撃を条件に宋の援助を求め,やがて青唐に王国をきずくが,仏の再生として政治・軍事両面を統べた彼の姿は,後世チベットのダライ・ラマ,パンチェン・ラマを思わせる。【岡崎 精郎】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関が裁判所に請求し、認められた場合に、期限を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android