青墨(読み)アオズミ

デジタル大辞泉 「青墨」の意味・読み・例文・類語

あお‐ずみ〔あを‐〕【青墨】

藍蝋あいろうを墨の形に作ったもの。藍墨あいずみ
青みを加えた墨。せいぼく。

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精選版 日本国語大辞典 「青墨」の意味・読み・例文・類語

あお‐ずみあを‥【青墨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あいろう(藍蝋)
  3. 青色が入った墨色

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世界大百科事典(旧版)内の青墨の言及

【日本画】より


[墨]
 〈墨に五彩あり〉といわれるように,日本画においての果たす役割は水墨画に限らず重要である。松煙製の墨は青墨とも呼ばれ青味をおび,絵画では好んで使われる。またどんな絵具にも溶けやすい性質を利用して,胡粉に混ぜた貝墨(かいずみ)などを各色に混入し,日本画の表現を広げている。…

※「青墨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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