青方偏移(読み)セイホウヘンイ

デジタル大辞泉 「青方偏移」の意味・読み・例文・類語

せいほう‐へんい〔セイハウ‐〕【青方偏移】

近づいている天体からの光のスペクトル線の波長が、波長の短いほう、すなわち青いほうにずれていること。ドップラー効果によって起こり、近づく速度が大きいほど、ずれも大きい。ブルーシフト。⇔赤方偏移

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関連語 スペクトル線

改訂新版 世界大百科事典 「青方偏移」の意味・わかりやすい解説

青方偏移 (せいほうへんい)

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世界大百科事典(旧版)内の青方偏移の言及

【赤方偏移】より

…赤色偏移またはレッドシフトともいい,スペクトル線の波長が,ある種の原因によって長波長側にずれることをいう。これと逆に短波長側にずれることを青方偏移blue shift(ブルーシフト)という。化学における例として,無極性溶媒中の溶質のスペクトルは溶媒の屈折率が増すと一般に長波長側にずれる現象がある(溶媒効果)。…

※「青方偏移」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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