デジタル大辞泉 「非均質炉」の意味・読み・例文・類語 ひきんしつ‐ろ【非均質炉】 減速材と核燃料をそれぞれ独立して配置した炉心をもつ原子炉。一般的な発電用の原子炉は非均質炉が多く用いられる。非均質原子炉。不均質炉。⇔均質炉。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「非均質炉」の意味・わかりやすい解説 非均質炉ひきんしつろheterogeneous reactor 原子炉の型式の一種で,核燃料と減速材とを一様に分散させずに,幾何学状あるいは格子状に整然と配置させている原子炉をいう。ウォーターボイラ型などの均質炉を除けば,一般に使われている軽水炉などの原子炉は非均質炉である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の非均質炉の言及 【原子炉】より …この場合,混合物中の燃料の部分と隣接する減速材の部分で事実上中性子束密度に差がないと考えてよい。非均質炉減速材と燃料が非均質に混合している原子炉。この場合,減速材中の中性子束密度と燃料中の中性子束密度に差があるため,そのことを考慮した設計解析が必要となる。… ※「非均質炉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by