デジタル大辞泉 「炉心」の意味・読み・例文・類語 ろ‐しん【炉心】 原子炉の、核分裂連鎖反応が起きてエネルギーを発生する部分。燃料集合体・制御棒・冷却材などのある所。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「炉心」の意味・読み・例文・類語 ろ‐しん【炉心】 〘 名詞 〙 炉の中心。特に、原子炉の中心。核燃料があり、核分裂の連鎖反応がおこる所。発電炉などでは高温となる。〔工学字彙(1886)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「炉心」の意味・わかりやすい解説 炉心ろしんcore; reactor core 核分裂炉のウラン,プルトニウムなどの核燃料が存在し,核分裂連鎖反応が起りうる領域。あるいは核融合炉の制御核融合を起す高温のプラズマのある部分。現在,原子力発電の主流になっている軽水炉の炉心は,ウラン酸化物燃料をセラミックス状に焼固めたペレットを直径 1cm,長さ 4m程度のジルカロイ製円筒 (被覆管) に収めて1本の燃料ピンとし,これを4万~5万本まとめて一定間隔で配列したものである。その間を中性子減速と炉心冷却のための軽水が流れ,中性子の吸収量を調節して出力制御を行う制御棒が挿入されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
化学辞典 第2版 「炉心」の解説 炉心ロシンreactor core 原子炉において,核分裂連鎖反応が起こっている部分のこと.通常,核燃料,減速材,冷却材,制御棒で構成されていて,反射体は含まれない.ただし,高速中性子炉では減速材がない. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by