面を伏す(読み)オモテヲフス

デジタル大辞泉 「面を伏す」の意味・読み・例文・類語

おもて・す

面目を失う。名誉を傷つける。
「亡き親の―・せ、影を恥づかしむるたぐひ」〈・若菜上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「面を伏す」の意味・読み・例文・類語

おもて【面】 を 伏(ふ)

  1. うつむく。
  2. 面目を失う。不名誉となる。恥ずかしい思いをする。
    1. [初出の実例]「『心と世の中にすみはふれて、みかど、きさきの御おもてをふすること』とのたまふなれば」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む