面角不変の法則(読み)メンカクフヘンノホウソク(その他表記)law of constancy of facial angles

デジタル大辞泉 「面角不変の法則」の意味・読み・例文・類語

めんかくふへん‐の‐ほうそく〔‐ハフソク〕【面角不変の法則】

面角一定の法則

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

法則の辞典 「面角不変の法則」の解説

面角不変の法則【law of constancy of facial angles】

同一の化学成分を有する同種結晶においては,相対応する2面のなす面角の大きさは,同温,同圧のもとではすべての結晶に対して一定不変である.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の面角不変の法則の言及

【結晶】より

…図4のように水晶の柱に垂直な切断面が互いに異なった形になっていても,隣りあった面の間の角度は,この場合には120度と一定していることが経験的にわかっている。これを面角一定の法則,あるいは面角不変の法則という。このように,結晶形態において一定に保たれるものは,面の相互の位置ではなくて,それら相互の傾きであり,それゆえ任意の1点Oから各面に下ろした垂線の束がその結晶について一定しているのである。…

※「面角不変の法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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