面角一定の法則(読み)メンカクイッテイノホウソク

精選版 日本国語大辞典 「面角一定の法則」の意味・読み・例文・類語

めんかく【面角】 一定(いってい)の法則(ほうそく)

  1. 結晶学で、同一鉱物に属する結晶間の相対応する一組の面角は外形にかかわらず常に一定であるという法則。

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最新 地学事典 「面角一定の法則」の解説

めんかくいっていのほうそく
面角一定の法則

constancy of interfacial angles

1669年にNicolaus Stenoが発見した結晶形態についての最初の経験法則。面角安定の法則とも。同一種の結晶は同一の外界の条件のもとでは対応する面角は常に等しい,というものである。このステノの発見で鉱物の形態が記載され,形態によって鉱物が識別されるようになり,また結晶では面角だけが問題になるので,球面投影やステレオ投影が広く用いられるようになった。また実際に産出するある晶癖の結晶を結晶学的に調べる目的で,理想形に置き換えて結晶模型などで研究されるようにもなった。今日では原子の規則正しい配列(結晶構造)からこの法則が説明できる。

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参照項目:面角

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百科事典マイペディア 「面角一定の法則」の意味・わかりやすい解説

面角一定の法則【めんかくいっていのほうそく】

同一種の結晶においては,相対応する2面の交角は同温・同圧のもとではすべての結晶個体について一定であるという法則。1669年イタリアのステノが発見。
→関連項目結晶形

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法則の辞典 「面角一定の法則」の解説

面角一定の法則【law of constant angle】

結晶面のなす角度は,結晶成長時にも変化せず一定に保たれる.

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世界大百科事典(旧版)内の面角一定の法則の言及

【結晶】より

…そのために,水晶は氷(ギリシア語でkrystallos)と同じとみられ,これがcrystal(水晶,結晶)の語源である。
[面角一定の法則]
 前述の水晶の結晶が六角柱の形をとるように,結晶は,平面で囲まれた形をとることができるのがその特徴であって,これらの平面のおのおのを結晶面という。同じ種類の結晶面でも,結晶ができたときの環境次第で,互いに異なった大きさになることがある。…

※「面角一定の法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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