鞍掛星(読み)くらかけぼし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鞍掛星」の意味・わかりやすい解説

鞍掛星
くらかけぼし

おおいぬ座の尾にあたる3個の2等星がつくる直角を,馬の鞍掛けに見立てた和名。この直角からりゅうこつ座のα星カノープスを見つけるのにも広く利用される。三角星ともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鞍掛星の言及

【星】より

…なおカシオペヤの5星を〈五曜〉と呼ぶ地方でも,多くはなまって〈九曜〉としている。 鞍掛星(くらかけぼし)おおいぬ座の尾の部分に,η,δ,ε3個の2等星がつくる直角を,馬の鞍掛けの形と見た名称。もっぱら静岡地方でいわれているが,和名の定称となっている。…

※「鞍掛星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android