音楽批評(読み)おんがくひひょう(その他表記)musical criticism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「音楽批評」の意味・わかりやすい解説

音楽批評
おんがくひひょう
musical criticism

音楽作品およびその演奏に対する価値判断を発表し,音楽活動一般について批判的報告をすること。音楽に対する批評は古くから存在したが,上記の意味での音楽批評は 18世紀以来ドイツ (マッテゾン,シャイベ,マールブルク,フォルケル,ヒラー,ライヒャルト) およびフランス (グリム,ルソー) に起り,18世紀中葉イギリスにも起った (アビソン,バーニー) 。 19世紀には自己の美的判断を正当化するために,有名な作曲家たちも音楽批評の筆をとった (ホフマン,ウェーバー,シューマン,ワーグナー,ウォルフ,フェティ,ベルリオーズ) 。 20世紀に入ってテレビ,ラジオなどの報道手段の拡大とともに音楽需要も増大,音楽批評の活動および課題領域は一層広がり,その影響力も大きくなった。

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