頂礼高じて尼になる(読み)ちょうらいこうじてあまになる

精選版 日本国語大辞典 「頂礼高じて尼になる」の意味・読み・例文・類語

ちょうらい【頂礼】 高(こう)じて尼(あま)になる

(「ちょうあい(寵愛)高じて尼になす」をもじって言ったものかという) 信心がこりすぎて、とうとう尼にならなければ気がすまないところまで進んでしまう。信心のあま仏門にはいる。
浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)三「をさなき者に強異見、ちゃうらいこふしであまが崎」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android