須可郷(読み)すかごう

日本歴史地名大系 「須可郷」の解説

須可郷
すかごう

和名抄」高山寺本・東急本ともに「須加」の訓を付す。「延喜式」神名帳に「須可スカノ神社」がみえる。平治元年(一一五九)一一月一七日の伊勢国須可庄下司為兼息兼真解(陽明文庫蔵「兵範記」裏文書)にみえる須可庄は、当郷内に立てられた荘園か。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 兵範記 田村

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android