須田桑翠(読み)スダ ソウスイ

20世紀日本人名事典 「須田桑翠」の解説

須田 桑翠
スダ ソウスイ

昭和期の木工芸家 元・日本工芸会理事・木竹部長。



生年
明治43(1910)年11月24日

没年
昭和54(1979)年11月25日

出生地
東京都中央区京橋

本名
須田 利雄

経歴
大正14年から指物師の父、桑月について木工を修業。昭和15年からは梶田恵に師事。37年伝統工芸新作展で奨励賞。51年日本橋三越で親子三人展を開催。日本工芸会理事もつとめた。代表作に「槐座右棚」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「須田桑翠」の解説

須田桑翠 すだ-そうすい

1910-1979 昭和時代の木工芸家。
明治43年11月24日生まれ。江戸指物師の父須田桑月らにまなぶ。昭和37年伝統工芸新作展で奨励賞。日本工芸会理事・木竹部長をつとめた。昭和54年11月25日死去。69歳。東京出身。本名は利雄。代表作に「槐座右棚(えんじゅざゆうだな)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android