( 1 )古くは「きのみちの工(たくみ)」「このみちの工」あるいは「こだくみ」「たくみ」ともいっており、中世からは「番匠」がこれをさして用いられた。
( 2 )「もく」から母音の同化によって「むく」が派生したが、当時の辞書類への採録のされ方からみると、中世においては「もく」よりも「むく」の形の方がより一般的であった可能性もある。それが「もく」へと復帰したのは、漢字「木」の音との関係が意識されたためと思われる。
( 3 )「杢」は「木」「工」の合字。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…現在は建築のための木工に従事する職人を大工と呼ぶが,そのほかに,荷車等をつくる車大工(くるまだいく),木造船をつくる船大工,家具をつくる家具大工なども存在した。建築に従事する大工を特に家大工(やだいく)と呼んだこともある。…
※「木工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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