領石動物群(読み)りょうせきどうぶつぐん

最新 地学事典 「領石動物群」の解説

りょうせきどうぶつぐん
領石動物群

Ryoseki fauna

高知市領石・物部川地方の領石層群(高知統)をはじめ,各地の下部白亜系にみられる,汽水生貝化石からなる化石動物群。化石は主として泥岩に密集して含まれる。Costocyrena・Hayamina・Cassiope・Kumaniaなどが特徴。かつて領石動物群は,随伴する化石植物群(領石型植物群)とともに,ヨーロッパのウィールデン層や北米のポトマック層のものに対比され,日本の最下部白亜系の代表的動物群と考えられた。その後,領石動物群を含む地層の一部が,有田統宮古統であることが判明し,高知統に顕著ではあるが,一般的には,白亜紀前期の汽水生環境に生息した動物群と考えられるようになった。領石動物群を,前期の白井動物群と後期の瀬林動物群に区分する見解もある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 武井

関連語をあわせて調べる

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む