頻鳴く(読み)シキナク

デジタル大辞泉 「頻鳴く」の意味・読み・例文・類語

しき‐な・く【頻鳴く】

[動カ四]しきりに鳴く。
「鳴く鶏はいや―・けど降る雪の千重に積めこそ我が立ちかてね」〈・四二三四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「頻鳴く」の意味・読み・例文・類語

しき‐な・く【頻鳴】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 しきりに鳴く。絶え間なく鳴く。
    1. [初出の実例]「うら悲し 春し過ぐれば ほととぎす いや之伎喧(シキなき)ぬ」(出典万葉集(8C後)一九・四一七七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む