頼り少ない(読み)たよりすくない

精選版 日本国語大辞典 「頼り少ない」の意味・読み・例文・類語

たより‐すくな・い【頼少】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]たよりすくな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「たよりずくない」とも ) 心細い。すがるものが少ししかない。
    1. [初出の実例]「さまさまに養生すれども、次第にたよりすくなく脉もしづみて、今に極まりける」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)三)

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