顕晶(読み)けんしょう(その他表記)phanerocryst

岩石学辞典 「顕晶」の解説

顕晶

細粒石基の中に肉眼で判別できる結晶斑晶(phenocryst)と同じ意味であるとすることがある[Tomkeieff : 1983].しかし顕晶質(phanerocrystalline)では斑状構造の必要がないので,顕晶と斑晶とを同じと見なすのは誤りである.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む