風の柵(読み)かぜのしがらみ

精選版 日本国語大辞典 「風の柵」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 の 柵(しがらみ)

  1. 川に、木の葉の多く吹き寄せて流れられないのを、風が柵をかけて留めるとみなしていう語。
    1. [初出の実例]「大井川かせのしがらみかけてけり紅葉の筏行きやらぬまで〈藤原教実〉」(出典:続後撰和歌集(1251)冬・四七四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む