風を捕える(読み)かぜをつかまえる

精選版 日本国語大辞典 「風を捕える」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 を=捕(つかま・とら)える[=捕(と)る]

  1. 実在しない現象を手でとらえようとすること。不可能であること、また、言うことや考えることに、なんのよりどころもないことにいう。風をつかむ。風を結ぶ。風を係(つな)ぐ。
    1. [初出の実例]「ハテ、風をつかまえる様な、とでもない問(と)ひ様かな」(出典浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)四)
    2. [その他の文献]〔韋応物‐難言詩〕
  2. 風を使う競技など(ハンググライダーなど)で、よい風を待って、風に乗る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 韋応物 文献 実例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む