風隠(読み)かざがくれ

精選版 日本国語大辞典 「風隠」の意味・読み・例文・類語

かざ‐がくれ【風隠】

  1. 〘 名詞 〙 風に当らないように物陰に隠れること。また、風よけのために作る物陰。あるいは、風の当たらない陰。
    1. [初出の実例]「風は払ふやうに吹きて、頭(かしら)さへいたきまであれば、かざがくれ作りて見出だしたる」(出典蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む