食ぬ殺生(読み)くわぬせっしょう

精選版 日本国語大辞典 「食ぬ殺生」の意味・読み・例文・類語

くわ【食】 ぬ 殺生(せっしょう)

  1. 生物を無用に殺すこと。無慈悲な行ない。また、もっと利用しようと思えばできるものをいたずらに費やして、もったいないこと。
    1. [初出の実例]「犬そわかくはぬ殺生鷹の鳥〈季吟〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一三)
    2. 「あったら女房ともをかかへ置れしは喰(クハ)ぬせっしゃうぞかし」(出典浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 季吟 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む