食ぬ殺生(読み)くわぬせっしょう

精選版 日本国語大辞典 「食ぬ殺生」の意味・読み・例文・類語

くわ【食】 ぬ 殺生(せっしょう)

  1. 生物を無用に殺すこと。無慈悲な行ない。また、もっと利用しようと思えばできるものをいたずらに費やして、もったいないこと。
    1. [初出の実例]「犬そわかくはぬ殺生鷹の鳥〈季吟〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一三)
    2. 「あったら女房ともをかかへ置れしは喰(クハ)ぬせっしゃうぞかし」(出典浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 季吟 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む