食ぬ殺生(読み)くわぬせっしょう

精選版 日本国語大辞典 「食ぬ殺生」の意味・読み・例文・類語

くわ【食】 ぬ 殺生(せっしょう)

  1. 生物を無用に殺すこと。無慈悲な行ない。また、もっと利用しようと思えばできるものをいたずらに費やして、もったいないこと。
    1. [初出の実例]「犬そわかくはぬ殺生鷹の鳥〈季吟〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一三)
    2. 「あったら女房ともをかかへ置れしは喰(クハ)ぬせっしゃうぞかし」(出典浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 季吟 実例 初出

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む