食破る(読み)クイヤブル

デジタル大辞泉 「食破る」の意味・読み・例文・類語

くい‐やぶ・る〔くひ‐〕【食(い)破る】

[動ラ五(四)]かみついて破る。「猫がごみ袋を―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「食破る」の意味・読み・例文・類語

くい‐やぶ・るくひ‥【食破・咋破】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 食いついて破る。かんで破る。かみやぶる。
    1. [初出の実例]「其の木の実を咋破(くひやぶり)赤土を含みて唾き出したまへば」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android