食餌(読み)ショクジ

精選版 日本国語大辞典 「食餌」の意味・読み・例文・類語

しょく‐じ【食餌】

  1. 〘 名詞 〙 食べ物。食事。えさ。また、それを食べること。
    1. [初出の実例]「その夜と暁両度の食餌(しょくジ)主心を尽して馳走して、まことに他事なし」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の食餌の言及

【食物】より

…食べもの,すなわち食欲を満たし,生命を維持するために口から摂取するもの。食品,食糧,食料,食餌(しよくじ)などの類語があり,それらの概念の相違ははっきりしないが,それぞれ多少ニュアンスのちがう使い方がされている。食品の語は,食べものの語がかなり抽象的ないしは象徴的な意味をもつのに対して,明確に人間の摂食行為の対象となる素材の個々,あるいはその群や種類を表現する場合に使われる。…

※「食餌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android