飯粒してもつ釣る(読み)いいぼしてもつつる

精選版 日本国語大辞典 「飯粒してもつ釣る」の意味・読み・例文・類語

いいぼ【飯粒】 してもつ釣(つ)

  1. ( 「もつ」は「鯥(むつ)」かという ) 飯粒ほどのわずかな餌で大きな獲物を手に入れること。えびで鯛を釣る。
    1. [初出の実例]「あるひとあざらかなるものもてきたり。よねしてかへりごとす。をとこどもひそかにいふなり。いひぼしてもつつるとや」(出典:土左日記(935頃)承平五年二月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android